no pressure for love

シャワーを浴びるのは・・・二人交互でした。

ホテルとは違って、そこはカズキさんの部屋です。
高級マンションでもない限り、部屋のお風呂はあまり広いもの
ではありません。

ファミリー向きの3LDKやら4LDKやらの部屋なら二人でも問題ない
くらいの広さでしょうけど、ちょっと広いとは言え、カズキさんの
部屋の間取りは1Kです。

お風呂の広さは、推して知るべし、ですわ。

というわけで、私から先にシャワーを浴びて、続いてカズキさん。

私は、ベッドの上で、バスタオルも巻かずに裸のままタオルケットに
包まって、カズキさんがモソモソと入ってくるのを待っていました。

「んぁ～～、気持ちいい～～」

両手を上に伸ばして、思いっきり体を伸ばす私。

「気持ちよくて、なんかこのまま寝てしまいそうやな」
「そぉやね・・・寝よっか・・・」
「寝たらアカンやん。帰られへんよぉになるで！！」

そうです、電車のあるうちに帰らないといけないのです。

「あ～、そうやね・・・今、何時？」

8時頃にカズキさんの所に到着して、お互いにイカせイカされ～で
それなりに時間は経ってしまっています。

「9時半過ぎ・・・9時40分くらい」
「じゃ、あんまり時間ないかも・・・あと1時間くらい・・・」

我が家からは、電車で1時間以上離れた場所まで来てしまっています。
23時までには脱出しないと、家まで辿り着けないおそれが・・・。
最悪、タクシーがあるからいいんですけどね。

「んじゃ、速攻で(笑)」
「ぃゃぁ～もぉ・・・そうなんやけど、色気なぁぃ・・・」
「じゃあ、もうやめとく？帰る？」
「そういうわけじゃないけど・・・もぅ、バカ・・・」
「ほんじゃ・・・シよ！」

カズキさんは、そう言うなりガバッと覆い被さって来て、
ちゅ・・・ちゅちゅ・・・んぐ・・・れろれろ・・・んぐ・・・
と、キスを交わしました。

「何か・・・当たってるし・・・」

私の腰の辺りに、熱く硬いモノが当たることに気付いて
続けて言うのです。

「さっき・・・いっぱい出したのに、まだ元気なんやね」
「ゆりちゃんと一緒におるからや」
「そんなコト言うて・・・一回、立たへんよぉになったくせに・・・ふふふ」
「わはは・・・それは忘れて・・・お願いやから・・・」

オーバーヒートしてウンともスンとも言わなくなったのは、
結局、私との初エッチのときにだけで、それからはいつも元気な
カズキさんでした。

「じゃ～、元気にしてあげる必要ないね・・・」
「え゛・・・いや、でも・・・もっと元気にして欲しいなぁ～なんて・・・」

タオルケットの中を広げて、チラリとカズキさんのモノを
確認すると

「え？でも、かなり元気になってるっぽいよ？」

なんて言っちゃう私。だって、ホントに元気なんだもん。

さらには、モゾモゾと手を伸ばして、しっかりキュッと握って

「うんうん。めっちゃ元気元気！・・・しかも何か汁まで付いたし・・・」

なんて言って、ちょっとイジメてしまう私。

握った手をゆっくり動かして、それはそれで気持ちよさそうに
時折、あ・・・なんて声を出しているカズキさん。

「いや・・・ホンマにお願い・・・舐めて・・・」

でも、結局、懇願されちゃいましたよ。

「じゃあ・・・ちょっとだけね・・・
　　　でも、その前に・・・電気消さない？？」

指で弄られてイカされちゃったときも、フェラと手でイカせて
あげちゃったときも、電気は点けっぱなしだったのに、
今更ながらに、電気を消したくなった私。

初めてのカズキさんの部屋の風景が目に入って、今更ながらに
何だか緊張してしまっていたのです。

「あ、うん、ちょっと待ってて」

裸のままベッドから立ち上がって、部屋の照明を消すカズキさん。

「これじゃ、ちょっと暗いよね」

全部消えてしまった照明を見ながら、さらにドアを開けて
キッチンへ消えると、シンクの上の蛍光灯を点けると
すたすたと戻って来ました。

「これくらいでいい？」
「うん・・・いいよ・・・
　　　でも、よく分かってるね・・・向こう点けたらいいって(笑)」
「あ・・・まあ・・・そりゃあ・・・ね・・・」

言わずもがな・・・別れた彼女とエッチするときも、こうやって
明かり点けてたんでしょうね。
ヤキモチ妬くわけじゃないですが、他のコとの男の人の行動が
分かると、少し面白いものです。

「じゃ・・・」

と声をかけて、ベッドの上を這いながら、カズキさんの足元から
股の間に座り込んで、きゅっと右手で彼のモノを握りながら
一気にパックンと咥えていました。

「あぁ！」「すご！」「んん！」「んは！」

相変わらず、女の子のように喘ぐカズキさん。

「ホンマにお口でしてもらうんが好きなんやね・・・」

私は思わず口走っていました。

「おぉ！」「めっちゃ！気持ち！ん！」「いぃ！」「ねんで！！」「あぁ！」

そこまで声に出して感じてもらえると、フェラ好きの私も
感動とともに興奮してしまって、ジュジュジュ～ンと子宮が
響いてしまうのです。

「ね・・・入れたくなってきちゃった・・・」
「あ・・・うん・・・」

舐めるのをやめると、名残惜しそうにカズキさんが頷きました。

「ね・・・アレは・・・？」

そです。コンドーさんの所在です。

「ん？・・・あ、ちょっと待って・・・クローゼットの中かも・・・」

そう言って立ち上がろうとするカズキさんを制止して

「あ、じゃあ、私・・・持ってるから・・・私取るよ」

こーやって男の人と会うときは、バッグに入れておく私です。
ホテルでは置いてあるのを使うから、自分で持って来てても
使わずに終わるんですが、万が一の予備も兼ねてますから。

テーブルの脇に置いてある私のバッグから取り出したのは・・・
もちろんサガミオリジナル。
でも、3万アクセス記念プレゼントの0.02mmの物とは違う、
0.03mmの物です。
＃というか、2年前だとまだ0.02mmの商品は出てないですね。

「はい、これ・・・使ったことある？」
「あ・・・これ“ゴムじゃない”ってやつ？？
　　　俺、使ったことないわ・・・どうなん？？」
「なんか、薄いだけじゃなくて、ゴムよりも温もりが伝わりやすいから
　　　つけてる感じがあんまりせぇへんらしいよ・・・
　　　男の人の感じはよぉわからんけど・・・
　　　でも、気持ちいいのは確かかも・・・キャッ」
「ホンマに！？気持ちよすぎて早かったらゴメンね・・・わはは」
「そのときは・・・我慢してね・・・えへ」

というわけで、私がパッケージを開けて、天井を差して立っている
カズキさんのモノにスルスルと被せてあげて、準備OKな状態に
してあげたのでした。

「どう？何か違う？？」
「どうやろ・・・握ってる手の感触がちょっと違うような・・・
　　　でも、入れてみな分からんかも・・・ははは」

そりゃまぁ、入れてみないと何とも言えないでしょうね・・・。

それじゃあ・・・

と、3日もお待たせしたくせに、結末を迎える前に、
話は次回に持ち越しです。

引っ張っちゃってゴメンね～


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