月のそばで眠りたい

突然なことで、一昨日の話です。
と言っても、誰かと会ったなんていう話ではありません。

その日は仕事が早く片付いたので、なんとか9時過ぎくらいに家に
辿り着いたのでした。

服を脱ぎ捨ると、ボスッとベッドに腰掛けてそのままごろんと
仰向けに転がったのでした。

あ～・・・なんか最近ぜんぜんエッチどころじゃない毎日やなぁ・・・
そういえばオナニーしたのっていつだっけ・・・？
ん～～～～・・・・今月したっけ・・・？わかんないや・・・？

仕事から帰ってからも、バタバタと家事に追われていると、そんな気分にすら
なれない、なりようがない毎日なんですよね。

あ～～～！もう、やっちゃお！やるもん！

というわけで・・・
何気に始めてしまうオナニーではなく、思い立ったら一気にやっちゃえ
オナニーの始まりなのでした。

ブラとパンツ姿のままの私は、長らく触っていなかったいつもの隠し場所
からバイブを取り出し、再びベッドに転がるとブラのホックを外して静かに
オナニーを始めたのでした。

「ん・・・ふ・・・」

ゆっくりと乳房を撫でながら、指先で乳首を転がしていました。
そして自らの手ゆえに焦らすことなくパンツの中へと右手を忍ばせていました。

「ぁは・・・ん・・・ん・・・」

久しぶりに触れる私の秘所は、いつもよりも敏感ですぐにしっとりと湿っていました。

手の動きを妨げるパンツがとても気になった私は、脚を浮かせて両手で
するするとパンツを脱ぎ去ったのでした。

「んふ・・・ふぁ・・・あぁ・・・ん・・・」
クチュ・・・チュ・・・クチュチュ・・・

股の間で自由になった右手で、貪るように割れ目をなぞり、膨らんだクリトリスを
指先で摘んでいました。
その右手の動きに合わせて、股間からは湿ったいやらしい音が聞こえていました。

興奮の坂道を駆け上って行く私は、バイブを手に取り、自らの割れ目に沿わせて
ゆっくりと股の間に埋めていったのでした。

「ぁふ・・・ふあぁ・・・」

人ゆえの温もりがない無機質な塊とは言え、確実に私の中を満たしていました。

ヴィィィィン・・・ヴィィ・・・ヴィ・・・ヴィィン・・・ヴィィン

手元にあるスイッチをスライドさせ、徐々に竿をくねらせる動きを速めながら
私の中に入った竿をゆっくりと出し入れして、その無機質な竿をじっくりと
味わっていました。

「ぁは！・・・ん！・・・ゃ！・・・あ！・・・んん！」

自らの手の動きによるグラインドとは言え、電動によるクネリによって
自らは予期せぬ突かれ方をされ、激しく貪るように腰を動かしていました。

ブン・・・ブンブブブブブブブブン・・・・

そして使うことを忘れていたクリトリスに当たる部分を振動させるため、
もう一つのスイッチをスライドさせたのでした。

「ひぃゃん！・・・あ！あ！・・・んん！や！・・・」

人間の舌では到底再現できない小刻みな振動が私のクリトリスを刺激しながら
そしてヴィンヴィンと音を立ててくねり私の中をかき回していました。

「ゃ！ん！いぃ！あは！あ！ああ！ん！ん！」

ゆっくりとそして確実に昇っていく中、私はその快感の高みを求めて
クリトリスで振動を受け止めながら、その振動部分を軸にして、
握った右手を上下に動かしながら、深く咥えた竿を素早く揺するように
出し入れしていました。

「んふぁぁ！ぁん！や！イク！
　　イクイク！あはぁあぁあぁぁ！！！」

私は、駆け足でそのまま一気に絶頂を迎えていました。

ヴィンヴィンヴィン・・・ヴィンヴィン・・・ヴィンヴィンヴィン

絶頂を迎えて脱力した私の股間には、スイッチが入ったままのバイブが
激しく音を立てながら転がってしました。
特に意識してそうしたわけではなく、快感を求めるという無意識の行為によって
二つのスライドを最大まで上にスライドさせたまま・・・。

ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァァ・・・ハァァァ・・・

ようやく動くようになったカラダを起こして、バイブを手にしてスイッチを切ったのでした。

久々の絶頂で心地よくなった私は、再びバサッと倒れこんで仰向けになると
裸のまま眠りに就いてしまっていたようです。

Prrrrrrr・・・・♪

電話の音で目が覚めたのは間もなく24時を迎えようとしている頃でした。

「俺。今から帰るね」

ダンナからの帰るコールでした。

「ゴメン、私も11時前に帰ったとこやねん・・・ご飯どうしよ？」
「あ～、そうか、遅かってんな。んじゃ、ファミレスでも行くか？」

ゴメン、オナニーして寝ちゃってたなんてことは絶対言えないｗ

バタバタと痕跡を隠しながら再び出かける支度をして、駅で待ち合わせて
ファミレスへと向かったのでした。

あぁ・・・お昼間にのんびりオナニーしてた頃が懐かしいわぁ！ｗ


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