Here We Are

一昨日書いたように、6/26月曜日の夜のメールで、翌27日に
ヨシトさんと会うことを承諾した私。

詳細は当日のうちにメールで連絡して決めました。


「仕事終わるのは何時くらいになりそうですか？」
「8時までには何とか片付けられると思います」
「どこで会いましょう？」
「梅田でも大丈夫ですか？」
「いいですよ」
「じゃあ、8時に泉の広場でいい？」
「わかりました！楽しみにしてます！」

詳細が決まったのは、お昼過ぎのコトでした。

それまでに洗濯を済ませて、夕飯のお買い物にも出かけて、
日が暮れる頃には夕飯の下ごしらえまで済ませて、少しカジュアルな
お出かけスタイルで電車に乗って、梅田へと向かったのでした。

少し早めの19時40分には泉の広場に到着していた私。

仕事帰りのOLやサラリーマンたちが、彼氏彼女・同僚たちとの
待ち合わせなのかチラホラといます。

もちろん、帰宅の時間帯なので、地上から地下へと繋がる階段は
たくさんの人がが行き交っていました。

とりあえずどうしよう・・・写真でも撮っとく？

というわけで、シンボルの噴水をパシャリ。

あ、PC向け最大サイズで撮っちゃったよ・・・携帯でサイズ変換できるのかな・・・。

というわけで、一人でボーっと突っ立ってるのも、何だか晒し者の
ような気分になっちゃうのでとりあえず近くの喫茶店に入って、
お茶しながら待つことに。

機種変更して1ヶ月ほどですが、便利になりましたね～。
1600×1200ピクセルで撮っちゃった写真も、320×240ピクセルに
すんなり変換できちゃうんですよね。

というわけで、モブログ送信っと。

およ、8時回ってますね・・・そろそろ来るんでしょうか・・・？

その直後、20時5分を過ぎた頃でした。
ヨシトさんからの電話が鳴ったのでした。

「ごめんなさい！ちょっと遅れました！着いたんですけど、どこにいます？」
「大丈夫ですよ～。喫茶店に入ってたんで、今からすぐ出ますね」

再び泉の広場へ戻った私は、程なく周囲を覗っているヨシトさんを
発見して少し歩調を速めて近付いていくと、ヨシトさんもこちらに
気がつき、お互いの目が合ったので軽く頭を下げたのでした。

「ごめんなさい、待ちましたよね？」
「うぅん、早く着いちゃったから、喫茶店入ってようって思って」
「早く来てもらった上に待たせちゃって、ホンマにごめんなさい」
「大丈夫やって・・・仕事してたんやったら、そんな無理できへんでしょ」
「ごめ・・・ありがとう」

そりゃま、ヒマ主婦やってる私が先に着いて、お仕事帰りのお相手を
待ってるなんて当然のコトですわ。

「それにしても、お久しぶりやんね」
「ホンマですね・・・4ヶ月くらいかな」
「うん。なんか・・・少し痩せた？？」
「え？そう？？寒い頃やったし、着込んでたからちゃいます？」
「そうなんかな？？」
「うん、多分・・・体重変わってませんもん」

まぁ・・・4ヶ月前の印象なんてはっきり覚えてないですけど
微妙にスッキリした感じ・・・あ、髪切ったのかも？
暑くなってきたから短めにしたんかなぁ？

「立ち話も何なんで・・・」
「あっ、そうですね・・・え～っと・・・」

キョロキョロと周りを見て、どっちへ行こうか悩んでるヨシトさん。
二人の目的地は分かってるんですけど、土地勘があまりないみたいですね。

「この辺・・・あんまり知らないですか？」
「あ～、そうですねぇ・・・飲みに来たりはあるんですけど・・・」

うーん・・・ちゃんと下調べしておいて欲しいなぁ・・・。
まぁ、昨日の今日だし、梅田って決まった昼間は、まだヨシトさんは
仕事中だったしね・・・。

「私もあんまり知らないんですけど、じゃあ・・・」

嘘ですｗ・・・何軒か知ってます。
ここ10年では、もっとも利用してる梅田ですから・・・ははは。
しかも、何故だかメンバーズカードまで持ってるホテルへと
誘導してしまいました(^^;

片手で足りてしまう数しか空室の出ていないパネルで、お部屋を選んで
エレベーターに乗って部屋へと向かいました。

「どうぞ・・・」
「ありがと～」

ドアを開けてくれたヨシトさんに促されて、部屋へと入る私。
こういうレディーファーストは大事ですよ！

あ、でも高級旅館などでは、男性が先に入るのが作法としては
正解なんだとか。
男性を立てるのが日本の伝統文化なようです。

ま、細かいこと気にしてたら、寛げないですけどね。

ソファに座って、ゆっくりと部屋の中を見渡しているヨシトさん。

「けっこういい感じやね・・・キレイやん。うん、新しそうやん」
「そうでしょ？あ・・・しかも何故だか
　　メンバーズカードまで持ってんねん、私ってば・・・」
「そうなんや？よく来てんの？？」
「そんなことないよぉ！何年かぶりやもん！！」

初めて来たラブホで、女性がメンバーズカード持ってるっていうのは
男性としては引いちゃいますよね・・・。

ごまかすように目の前のテーブルにあるInfomationやらメニューやらを
ガサゴソと触っていた私・・・。

そのとき、「お一人様ずつ、お食事1品＋ドリンク1品無料」の文字が
目に入ったのでした。

「ねぇねぇ、お食事も1品無料って書いてあるよ。ご飯まだでしょ？なんか食べる？？」
「あ、ホンマや・・・ゆりさんは？？」
「私はお昼遅かったから気にしないで・・・あ、でもケーキ食べちゃおっかな？？」
「じゃあ、軽めに・・・パスタにしよっかな・・・」

フロントへ電話し、アイスコーヒー二つとパスタにケーキを注文してもらいました。

ご飯時だしほぼ満室に近い状態ということもあってか、少し時間がかかるとのこと。

ま、しょうがないやね・・・話してる間に届くでしょ・・・。

「お風呂・・・入る？シャワーだけにする？」
「あぁ～そうやなぁ・・・入ろうかなぁ？」
「浸かるん？・・・じゃあ、お湯入れとくね」

そう言うと、お風呂場へ行き、浴槽の栓をしてお湯を注いで戻ってきました。

「ホンマに久しぶりやねぇ」

再び、ヨシトさんの隣に座って口を開く私。

「そうやなぁ・・・変わりあります？4ヶ月の間に・・・」
「うぅん・・・特に変わりないよ」

前日に、半年振りに会った28歳の男の人に、8回もイカされちゃって、しかも
その男の人はイケずに終わったなんて、口が裂けても言えません(笑)

あ、ちなみにヨシトさんは26歳でございます。

「ヨシトさんは、彼女できたりしてへんの？」
「いやぁ・・・全然やわ・・・出会いもゼロ・・・」
「そうなん？？新入社員の女の子とか来てないん？」
「まだ研修中やから、配属されて来てへんよ・・・」
「あ、そっか・・・」

不毛な空気の中、しばしの沈黙が流れたのでした・・・。

「まだ来ないね・・・ちょっとお風呂見てくる」
「あ、うん」

私がお風呂場でお湯加減を見ているときに、部屋のチャイムが鳴るのが
お風呂場まで聞こえていました。

「来たね～。おいしそうやん～」
「そうやな、けっこううまそう」

ラブホ業界も競争激しいのか、サービス面は充実している今日この頃です。

「うん、おいしいよ～。食べてみる？？」
「あ、今はちょっと・・・」
「そうやね、パスタ食べてるときに甘いもん食べたら、口の中変になるね」
「ははは・・・でも、このパスタもうまいよ。なんか得した感じ」

ラブホに厨房が！？いやぁ、さすがにそんなことはないか・・・。
どっかのお店でテイクアウトするんですかね？宅配サービスかなんか？
詳細はよく知りません・・・でもおいしいかったです！

お腹が空いていたのでしょう、ヨシトさんは黙々と一気にパスタを
平らげていました。

ゆっくり味わってケーキを食べていた私は

「お風呂・・・先入ってる？もうちょっとで食べ終わっちゃうから」
「うん、そうやね・・・入っとくわ」
「お湯加減、少し温めにしてあるからね」

ヨシトさんは立ち上がって、スーツをハンガーにかけて、ベッドの脇で
服を脱ぎ、お風呂場へと向かっていきました。

程なく私もケーキを完食♪
この分のカロリーは・・・あとでしっかり消費しなきゃ！！

私も、追う様に服を脱ぎ脱ぎ、お風呂場へ向かったのでした。

さて、いよいよエロムードが漂ってきたというのに、続きは
次回、週明けになっちゃいます！
ヨシトさんとのお話は3編完結を目指します！

土日の間に私のことを忘れないでね～


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