すぐに会えるかな?

昨日、書き忘れていたことがありました。
と言っても些細なことですが・・・。

タケさんと一緒にご飯を食べる＝料理をしない

ということは、ダンナのご飯は！？という点です。

4年前の秋、ダンナは2ヵ月の間だけ東京で勤務していました。
取引先が東京・渋谷の会社だったので、折衝業務が増えるに連れ、
東京に常駐せざるをえなくなっていたのです。

もちろん私は大阪で仕事していたので、ダンナはウィークリーマンションを
長期契約して、プチ単身赴任。私もその間は、プチ独身気分。
メールのやりとりをしたり、夜帰ってきたら電話で話したり。
週末、ダンナが帰って来る代わりに、私が東京へ遊びに行ったりもしてました。
微妙に遠距離恋愛のような2ヶ月でした。

だから、東京もそれなりにわかるようになってます。

ま、東京が本社の会社だから、私も入社すぐは東京で研修受けてたんですけどね。
それは10年も前の話だし。

というわけで、ド平日の夜、タケさんとお食事デートすることになったのです。
不動産屋のタケさんのお話の続き：お食事デート編へ参ります～。

初めてのご対面のときは、私は仕事帰りで、タケさんはお休みの日でした。
タケさんは京都だし、仕事上がりが遅くなっちゃったら、会える時間が
それこそ夜の9時10時になっちゃったりしますもんね。

メールでやりとりして会う日が決まると、当然「どこで待ち合わそうか？」
という話になったのですが、

「俺は休みやし、俺が大阪まで行くよ」

という優しい言葉をもらいました。
いや、ま、当然ですよね。仕事終わって京都まで来いなんていう人なら
会おうという段階までに終わっちゃってますよ。

「名神使ったらすぐやし、車で行くわ」

しかも、タケさんは車でやってきました。
でも、車で大阪まで来るのはいいとして、大阪市内だと渋滞につかまったり
車を停めるにもいい場所がナカナカ難しいかったり
(細かい場所は難しいから、結局、梅田や難波の大きなターミナル周辺になっちゃったり)
するので、どうせ車があるんなら郊外のほうがいいかな、ということで
待ち合わせは、千里中央にしました。

北摂・千里ではもっとも大きな街だし、かと言って人でごった返すような
ところじゃないし、商業施設も充実してるから食べる所にも困らないし、
しかも、名神吹田ICからも近いところにありますしね。

「どうもはじめまして」
「こんばんは～、はじめまして～」

待ち合わせ時間の19時に銀行前にやってきたタケさんは、写真のとおりで
少しはにかむようなカワイイ笑顔の男の人でした。

「何食べますか？」
「そうですね～、中華、大丈夫ですか？」
「ん、いいよ」
「この上、中華料理のお店あるんですよ。今日天気いいし、夜景もキレイですよ」

千里中央は関西最古のニュータウン(笑)の中心地なので、百貨店・スーパー・
ホテル・商業施設・オフィスビルが駅の周辺にキレイに立ち並ぶ街です。

私も、何度か出かけたことがあります。この周辺に住んでる友達も多いし。

知ってる人にはわかるでしょうが、向かった中華料理店はチャイナテーブルですよ。

いわゆる街の中華料理屋さんではなくて、新大阪ワシントンホテル直営の
中華レストランです。
各地のワシントンホテルの中華レストランは、ほぼ全て「チャイナテーブル」ですよね。

コース料理は・・・さすがにお腹いっぱいになっちゃうので、単品でいくつか
注文して、二人で一緒に別け分けして食べることに・・・ちょっとラブラブ感？

二人で行くと窓際の席を案内される確率が高いので、デートにもオススメです。

「京都からやったら、遠いでしょ？」
「そうやなぁ・・・でも、高速使ったらすぐやで。それに、ここはインターから近いし、
　　おまけに住んでるのもインター近いねん。京都南やねんけど」
「そうなんや・・・でも大阪市内やったら車多いし大変でしょ？」
「そうやな・・・大阪市内はあんまし車で走らへんわ」

やっぱ大阪市内を外して正解でした。

「大阪にはよく来てるん？」
「寝屋川に友達がいてるけど、大阪市内はあんまりやなぁ」
「京都やもんねぇ・・・どの辺なん？」
「京都市内やねんけど・・・南区ってわかる？わからんか」
「区で言われてもあんまりわからんかな・・・学生のときに京都に住んでる
　　友達とは河原町でよく遊んでたけど」

京都の大学に通ってる友達がいたので、たまに遊びに行ってました。
もちろん、秋の紅葉だけでなく、いろいろ観光名所巡りも。

「河原町かぁ、一番の繁華街やもんな。南区は、“南”言うだけあって、京都駅よりも南やねん」
「伏見稲荷とかあるほう？」
「それは伏見区やで。“伏見”稲荷やし」
「あ、そっか」
「っとねぇ・・・東寺とか、名神の京都インターより北が南区やねん
　　そっから南は伏見区・・・伏見区が京都の一番南やから」
「だいたいわかった・・・でも、あんまり行ったことないわ、その辺って」
「そうやろな・・・観光名所言うても東寺くらいしかないしな」

住んでるとこトークなんて、ここで書いてもしょうがないか・・・。

「ゆりさんは、この辺なん？」
「近く・・・じゃないけどね、友達もこの辺住んでてたまに来たことあるから」

すいません、具体的な場所はBlog上では控えさせていただきます。

「タケさんって、彼女いてないん？」
「あ、うん、いてないよ」
「ホンマにぃ？なんか目ぇ泳いでるよ(笑)」
「え！？ホンマに！？ホンマにいてへんねんって」
「くすくす・・・そうなんや」

動揺する男の人を見るのが好きな悪い女です(笑)

「ちょ、ホンマにいてへんて！・・・割と最近まではいててんけど」
「あは・・・そうなん？いつまでおったん？」
「最近って言うても、2ヵ月くらい前やけどね・・・」
「そうなんや。なんで別れたん？・・・って訊いちゃってもいい？」
「いや、まぁ・・・ちょっとバタバタとイザコザがあって・・・」
「わかった！タケさん、浮気したんでしょ！？」
「え・・・あ・・・いや、まあ・・・そうはっきり言われてしまうと・・・」

ごめんなさい、苛めモード入ってます。

「やっぱりなぁ・・・別れるのってだいたい男の人の浮気やんね」
「やっぱり、ってそう言われてしまうと身も蓋もないねんけど・・・」
「でも、そういうこと多かったもん。そういう話もよく聞くし・・・
　　まあ、許す許されへんは別にして、浮気心もわからなくはないから
　　浮気するならするで、ちゃんとバレへんようにせな・・・ね」
「はは・・・気をつけなね・・・ってゆりさんも浮気したことあんの？」
「うん、あるよぉ・・・バレへんようにやってたけどね」

車の運転があるタケさんは烏龍茶というのに、私一人だけ杏露酒を
呑みながら少し気分良く饒舌になっていました。

「素直でよろしい！・・・で、今、彼氏は？」
「ん、私も彼氏いてないよ」

ぁぃ・・・ダンナはいるんですけど・・・彼氏はいないです。
ごめんなさい、また悪い女全開ですｗ

他愛のない会話が続く中、注文した料理を二人で平らげ、まったりとした
雰囲気が漂っていました。

「そろそろ出る？」
「ん・・・そやね・・・」

私は、少しお酒が入って耳の後ろがポッと熱くなっているのを感じながら、
二人でお店を後にしました。

お店にいたのは1時間ほど・・・まだ20時を少し回った頃でした。

「どうします？車あるんで、どっかドライブでもします？」
「ん、いいよ」
「って言っても、この辺あんまり詳しくないけど」
「空港のほうとか・・・山のほうとか・・・大阪市内の方とか・・・
　　ちょっと遠出で海の方とか・・・神戸方面まで・・・は遠いかぁ・・・」
「そっか、空港近いねんな・・・じゃ、とりあえずそっちのほう走ってみよか」

ま、ドライブなんてあんまり目的地考えなくてもいいかもね。

私とタケさんの二人は、タケさんの車の停めてある駐車場へと向かったのでした。

ぁぃ・・・今日はココまで！
週明けのドライブデート編までお楽しみに～～～


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