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ズルい女

ここでは、ある日に書かれたズルい女 について紹介しています。
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めかぶ雨ですね・・・。

ホンマに梅雨らしく雨です・・・。

おかげで気温が下がって涼しいのですが、
微妙にジメジメ・・・いやぁ~~ん。
数日続くのかと思うとさすがに憂鬱やわ。

昨日の料理ネタを微妙に引っ張って、写真は昨年からお気に入りで
ほぼ毎日食べている「めかぶ」です。

老化防止やら血液サラサラ効果やら、ホントに体にいいんですよ!
さて、昨日書いたカズキ邸にて手料理ご馳走話の続きです。

ご飯を食べた後、いつものようにエッチしちゃったわけですが、
今日はエッチの内容は書きません。

だって、特筆する内容がないよう(こら)
それよりも、その後のコトが欠かせない話なんです。

エッチが終わって、帰り支度をして

「んじゃ、帰るね」

と立ち上がった後のコトです。

一緒に立ち上がって玄関先へと向かっていたカズキさんが、
突然、私の手を引っぱって体を引き寄せて、ぎゅっと強く
私の体を抱きしめたのでした。

「・・・何?・・・どうしたん?突然・・・」

急なことに驚きながらも、カズキさんの胸元に顔を埋めながら
尋ねました。

「いや・・・その・・・帰らな・・・アカン?」
「だって、電車なくなるやん」
「いいやん・・・泊まっていけば・・・」

カズキさんは、私を引き止めたかったのですね。

「アカンよ・・・帰らな・・・ね?また来るし・・・」

お断りの言葉を口にしながら顔をあげて、そう言い聞かせるように
カズキさんを見つめていました。

「ね?」

再度確認する私に、カズキさんは唇を重ねてきたのでした。
さっきまで激しく体を重ねていたことを、再び呼び起こして
しまうような、いつもより少し荒々しい感情のこもったキスでした。

「どうしたん?・・・なんか変やん・・・」
「ん・・・帰したくないなって思って・・・ごめん・・・・」

明らかにいつもより感傷的になっているカズキさん。
そう・・・確かにその日のカズキさんは違っていました。

じゃあ帰るよ、とカズキさんから離れようとしたその時、
カズキさんは抱きしめたままの腕を緩めることなく、私の
脳裏によぎっていながらも、そういう関係じゃない二人
ということが、その意識から遠ざけてしまっていたある言葉
を口にしていたのでした。

「俺・・・ホンマにゆりちゃんのこと・・・好きになってもうたかも・・・」

一瞬、え?っと耳を疑ってしまい、しばらくそのカズキさんの言葉を
こだまのように頭の中で反芻しながら、ようやくその言葉の意味を
理解できる状態になると、ふっと彼から目線を逸らしたのでした。

「私は・・・カズキくんのこと嫌いじゃないよ・・・
  嫌いじゃないけど・・・そういう・・・関係じゃないやん・・・」


#あ、今更ながらですが、「くん」付けで呼ぶこと多いです(^^;

「わかってるよ・・・彼氏いるって・・・
  でも好きになったもんはしゃあないっていうか・・・」


はい、復習ですよ!
カズキさんには、既婚ではなく彼氏アリで2歳サバ読んでるというをついてました(^^;

「ん・・・そう思われて嬉しくないって言ったら嘘になるけど・・・
  なんか複雑な気持ちやわ・・・」

「ごめんな・・・かき回してるよな、俺・・・」

うーむ・・・いや、かき回してカズキさんの心を乱してしまったのは
私のほうかもしれない・・・。

「私も一緒にいて楽しかったのは嘘じゃないし・・・
  でも、こうやって家に来たりするのはよくなかったかもね・・・
  きっと私も悪いねん・・・ホンマはズルい女やねん、私は・・・」

「んなことはないって・・・」

彼氏(ってのは嘘だけど)と遊び友達との三角関係で泥沼!?
みたいな、昼ドラにあるようなないようなチープなドロドロ状態に
陥ってしまうのは、とっても性に合わないし、微妙に重苦しい空気も
とってもイヤになって、全部ぶちまけてしまいました。

「私も言わなアカンことがあるねん・・・カズキくんの
ホントの気持ち聞いちゃったから、言わなアカンと思うねん・・・」

「え?」

私の言葉に少し戸惑うカズキさんを目にしながら、私は続けて言いました。

「私・・・嘘ついてることあるねん・・・」
「嘘?・・え?何・・・?」

突然の告白を始める私に、明らかに動揺が大きくなるカズキさん。
そんな動揺をよそに、私のイタズラ心に少し火が付いてしまって
いたのでした。

「彼氏いるって言ったん・・・嘘やねん・・・」

マンガのようにぽかんと口を開けていたカズキさんが、その言葉を
聞いて少し気分を高調させながら、続けて言いました。

「え・・・?じゃあ・・・?どういうこと・・・?俺とは・・・?」

ごめん、これだけ言ったら、思いっきり期待させちゃってるかも・・・。

「でもね・・・彼氏はいないけど・・・ダンナがおるねん・・・
  あぁ・・・ついに言っちゃった・・・なはは・・・」

「えぇ?嘘?なんで?どういうこと??ホンマに??」

どん底から手を差し伸べられて引き上げられて、ようやく穴から
這い上がってきたところで、蹴落とされてしまって、再びまた
どん底へと落ちていってしまうような、激しい気分の浮き沈みで
動揺しまくっているカズキさん。

はい、その浮き沈みは私のイタズラ心のせいですね・・・。

「うん・・・もう結婚して6年・・・
  あと、春に仕事辞めたから、仕事してるっていうのも嘘・・・」


#前述の復習をもう一度!
#私も仕事帰りに会いに行ってることになってました(^^;

「マジで・・・」

ごめん、叩き落しまくってるね、私ってば・・・。
でも、まだ追い討ちかけちゃうんですよ、私は・・・。

「あと・・・28歳って言ってたのも嘘・・・2つサバ読んでる・・・
  だから30・・・やけど誕生日が9月やから、もう31になったよ・・・」

「・・・は・・・・・はは・・・」

すっかり言葉にできない状態のようですね・・・。

「ダンナとうまくいってないわけじゃないし、
  ホンマにめっちゃラブラブやし、うん・・・
  彼氏って言うてたけど、それはホンマのことやってん・・・
  でも、なんていうか・・・体はまた別っていうか・・・
  要するに、私ってば、エッチ好きやねん・・・
  せやからめっちゃズルいねん、私・・・アカンよね・・・」


私は、すっかり言葉を失ってしまっているカズキさんに
畳み掛けるように言いました。

しばらく固まっていたカズキさんが、ようやく重い口を開きました。

「・・・じゃあ・・・ただの遊びってこと・・・やんね・・・?」
「うん・・・だって、最初っから、そうやって会ってたやん・・・
  でもね、これだけは誤解して欲しくないねんけど、
  誰でもよかったわけじゃないからね・・・」

「うん・・・」

カズキさんは、どん底の気分から少し立ち直りつつも、
まだまだ心の整理ができてないようです。

「しかし・・・歳ごまかしてたっていうのが、かなりの衝撃やわ・・・」
「なんでぇよ~?二十歳って言ったら、それはありえへんやろうけど、
  30歳前後の二つ三つやったら、そんな変わらへんやん・・・」

「そうやねんけど・・・しかし、ホンマは1個下かぁ・・・
  歳って分からへんもんやなぁ・・・」

「でしょ~、お肌のお手入れも念入りやもん!」
「20代半ばって言われても、ホンマに信じそうやし・・・」

気分の沈んでいるカズキさんとは対照的に、まだまだ20代でいけると
言われてすっかり気をよくしている私。

とは言え、ホントに帰らないと電車がなくなってしまうのです。

「ホントにごめんね・・・ホントに帰るよ」
「ん、じゃあ駅まで・・・」

カズキさんに駅まで送ってもらい、電車が車での時間、改札の前で
もうしばらく話をしていました。

「あぁ~あ・・・なんかいろいろあって頭ん中ごちゃごちゃやわ・・・」
「ゴメンね・・・」
「ん・・・ゆりちゃんのせいやないよ・・・
  でも、また会ってくれるよね??」

「うん・・・またメール頂戴ね」

その日は、そう言って駅で別れて家路に着きました。

はい、もちろん、その後も会いましたよ。

カズキさんは、微妙に感情の整理がついていないようでしたが、
それまで通りのカラダの関係で・・・。

でも、その後、カズキさんの家に行くことは一度もありませんでした。
彼なりの線引きだったんでしょうかね・・・?

ダンナの東京出張がその年いっぱいでなくなったので、
年が明けてからは、カズキさんと会うこともできなくなり
徐々にメールも減り、やがて自然消滅したのでした。

もちろん、明けたその年・・・つまり昨年の3月には、新たに
ユウジさんと知り合うのですがw

いやはや・・・ようやく過去2年分の振り返りが終わりましたよ。

さて・・・明日からは何を(いつ頃の話を)しようかなぁ・・・。


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コメント
この記事へのコメント
ゆりさんのような考えの女性が僕は好きです♪
2006/06/24(土) 01:14 | URL | らん #-[ 編集]
いい感じのブログですね♪
このブログの雰囲気に惹かれてコメントさせていただきました(゚▽゚*)ニパッ♪
私はゆりさん同様エロに励む男です(ワラ)
よかったらうちのブログと相互リンクをお願いできませんか?

よろしくお願いしますm(_ _)m♪
2006/06/24(土) 23:18 | URL | はめどり #-[ 編集]
ふむむ
>らんさん
どもども。
でも、振り回しちゃいますよ。

>はめどりさん
お互い頑張りましょうね~w
2006/06/27(火) 23:37 | URL | ゆり #7sqcNiHo[ 編集]
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